観月の宴

　今朝は定例の工場の朝礼に出席する。工程もピークを迎え、車両事業部のメンバーは毎日、遅くまでがんばってくれている。
　朝礼の後、千葉からお客様がお見えになられているので、ご挨拶させて頂いた。少しずつ私たちの商圏も広がり、様々な地域から弊社にお越し頂けるようになった。ありがたいことである。

今日は夕方から金沢ロータリークラブの観月の宴がホテル日航金沢で開催される為、出席する。
　皆さんと顔を合わせるのは先日の地区大会が終わって以来である。
　皆さん口々に『お疲れ様、大変やったけど充実していたね』と仰っておられた。
　１３００人規模の大きな事業を経てメンバー同士の繋がりもより深くなった思う。
　今日の司会は大塚製薬の服部金沢支店長だった。大きな事業が重なり親睦委員会のメンバーも休む暇も無く大変だったと思う。心から感謝申し上げたい。

　観月の宴は東の茶屋の芸子さんの笛から始まり、古き良き金沢の伝統芸能を堪能することが出来た。
　金沢に住んでいながら、こんな経験は機会がないとなかなか出来ないものだ。社員の皆さんにもせっかく金沢に住んでいるのだから、体験してもらいたいと思う。
　仕事には直接関係が無いかもしれないが、金沢をより深く理解することで、金沢でものづくりが出来ることに、さらに誇りを持つことが出来るのではないかと思う。
　世の中で起こることに無駄な事は無く、全てに意味がある。そういう意味では私が今日感じたことはこれからの私たちの、ものづくりの思想に影響を与えてくれると期待したい。
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