整理整頓･整理整頓

　どうも、当たり前のことがなかなか出来ない。通常のルーティンワークなのに何故か、エラーが発生する。
　ルーティンワークは通常決められたことなので、エラーの発生の確率はきわめて小さいものだ。しかし、私たちの周りではポツリ、ポツリと目にする。
　原因のひとつに『思い込み』がある。何時も当たり前になされていく作業なので、今回も当たり前に誰かがやっているだろう、こうする事が当然だ、という思い込みがエラーを招く。
　もうひとつが『整理整頓』ができていないことだ。何かを紛失したり、簡単なことを忘れてしまう場合の多くがこれに起因する事が多いものだ。
　以前にも記したが、ただ綺麗にするだけでは『整理』で終わってしまう。大切な事は仕事がし易いように整頓することである。
　整理すると『何がどこにあるのか分からなくなってしまう』と言うのはまさしくただ綺麗にしている部類だ。
　エラーが発生すると『そうならない様に仕組みを考えます』と言うが、それ以前の問題である。整理整頓が出来ないのに、いくら仕組みを考えてもムダである。
　そして、『整理整頓』が出来ない、『思い込み』をしてしまう背景を理解し、具体的指示をする必要がある。
　ただ、言っていることが矛盾するかもしれないが、社会人なのだから自ら考え行動して欲しいものである。
　最近は指示待ち人間が増えてきた、と良く耳にするがそう仕向けているのはもしかすると私たち自身かもしれない。
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