長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

今日は東京から

 激しい雨音で目を覚ます。今日は東京へ出張なので、六時に起床し準備をする。
 八時の便で羽田へ向かう。金沢はスコールのような雨が降っていたが、打って変わって東京は抜けるような青空だった。
 午前中、お客様にご挨拶申し上げ、午後からある企業の視察に向かう。私たちは75年の歴史の中で、消防自動車の製造方法を確立してきた。
 しかし、ある角度から見れば、『こうあるべき』という固定観念でガチガチに固まっていたのかもしれない。
 視察させて頂いた企業の製造技術は私たちの常識を覆すもので、目から鱗が落ちた気がした。
 何事も『これでよい』と思い込むとそこから進歩することは出来ない。常にもっと良い方法が無いか、という視点で物事を見ることがとても大切なことだということにあらためて気づかされた。
 私たちは何故消防自動車を、誰のために製造しているのだろう。それを実現する為には様々な手法がある。
 今日は様々なことを考えさせられた一日だった。

 夕食は品川駅の前に小さなイタリアンレストランを発見したので、一人で夕食をとる。
 一人で出張をすると、夜はなんだか寂しいものである。
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