長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

朝の散歩でふと思う


 左足の具合がまだ完全ではないので、今日は卯辰山の山頂まで散歩をすることにした。
 何時も車で走っている道を、ランニングすると違う景色に見えるが、何時もランニングしている道を歩くと、また違った道に見えるのは不思議だ。
 小坂神社を過ぎた辺りに、この時期では珍しいアサガオが咲いているのを見つけた。さらに歩を進めると、丁度、中腹辺りに金沢市内を見渡せるコジャレた喫茶店がある。
 そこでは、冬は暖炉に薪をくべているのだが、お店の横にその薪が積み上げてあった。もう冬支度である。
 帰りに、ふと思ったことがある。昨日ブログに書いたが、同じ商材を扱っていても売り上げに大きな差が出るということは、考えてみれば、私たちのビジネスでも、同じプロダクツを販売しても必ず違いを出すことが出来るはずである。
 これまでどちらかといえば販売権を取得し、他社が追随できなくすることばかりに気をとられていた感があるが、営業の本質を磨くことを置き去りにしてきたのではないだろうか。
 当然、扱う商材もすぐれている事は大切な条件だが、営業の品質はさらにそれを越えるものだと思う。
 往々にして私たちは上手くいかないと外的な要因にしたいものだが、そうではなく、自分達に出来ることを深く考え全力で工夫したかは、甚だ疑問である。
 午後から、いしかわ教育の日記念大会に出席する。いしかわ教育の日は家庭、学校、地域が連携し教育の充実、発展を図ることを目的としており、本日の記念大会には知事、議会議長、教育委員長、教育長、石川県選出の衆議院議員など多くの来賓が出席されていた。
 来賓の挨拶の後、石川県の教育に貢献された方々の表彰が行われた。日ごろの活動はなかなか表には出ないが、やってきたことは必ず子供たちの中にしっかりと根を下ろす。
 今日の記念大会の途中で舞台上の一部の来賓の私語がとても気になった。教育委員長の祝辞や表彰式の途中にも私語をしていた。しまいには資料を団扇代わりに煽ぎだす始末だ。全く緊張感が足りない。元をただせばこのような人物を選挙で選んでしまう私たちにも責任の一端はあるのかもしれない。
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