長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

珠洲市消防団機関員研修会

 朝十時から珠洲市消防団の機関員研修会に講師として参加する為に車両事業部の長野課長と出掛ける。十時に珠洲市に着くためには七時半には出発しなくてはならない。
 能登有料道路珠洲市に向かって行くと波はベタなぎだが薄らと雲が掛かっている。

 珠洲には思ったより早く九時半には到着してしまった。今日は新入団員の方から二十年のベテランの方まで総勢40名ほどが受講された。
 何時ものように、消防団員として知っておかなくてならない、消防ポンプ自動車の運用の原理原則をお話させて頂いた。
 何事においても原理原則はとても大切なことだと思っている。努力をするにしても何に向かって努力をするのか、またトラブルが起こった際に何をどのように修正すれば良いのか、原理原則を理解していれば経験したことの無い事でも、予測することが出来る。
 実技では車両事業部の長野課長が実際に起きる現象を座学と連動させて再現することにより理論と現実を対比して理解を深めてもらった。
 特に自然水利と有圧水利では二線放水時に片側一線を急激にシャットした際の反動力の発生メカニズムが異なることを実演した。皆さん一様に驚いておられた。

 二時間の研修会だったが皆さんに少しでもご理解頂ければ幸いである。
 珠洲消防署の裏は直ぐ海である。また漁港にはイカ釣り漁船や小さな漁船がたくさん停泊していた。
 昨日から北陸の冬の味覚『ズワイガニ』漁が解禁になった。
 この辺りでは蛸島漁港に水揚げされるそうである。今日は家で初物が食べられれば嬉しいのだが・・・
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