長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

挨拶はバロメーター

 先日からAED(自動体外式除細動器)のリコールで納入したお客様に大変ご迷惑をお掛けしている。AEDには自己診断機能が備わっており、万一のバッテリー切れや、その他のトラブルに対応している。
 今回のリコールはその自己診断回路が75000分の1の確率で異常を検出できない可能性があることが判明し、メーカーが対応することになったのだが、私たちが販売したAEDの数も100台を超えている為、混乱を招かない様、メディカルグループのメンバーがお客様を一軒一軒訪問して、ご説明を申し上げている。
 今朝、打ち合わせをしているとメディカルグループのマネージャーからある学校を訪問した時に、『生徒さんの挨拶がすばらしかった』、職員室も活気があり『こんにちは』と挨拶すると『こんにちは』と元気な挨拶が返ってきそうである。そして帰るときにスリッパを脱いでいると、通りかかった生徒さんが『私が片付けておきます』と言ったそうで、痛く感激をしていた。
 彼は『学校に入った段階で全て分かりますよ』と言っていた。挨拶がいい学校は、玄関も整理整頓が行き届いており、生徒にも活気があるそうだ。
 その反対の学校は整理整頓もあまり行き届いておらず、生徒も、職員室での先生の挨拶すらできていない。私は現在、石川県PTA連合会の会長をお引き受けしているが、その話を聞いて彼の言っていることにとても納得したのである。
 大変失礼だがその様な場合は学校だけではないが、そのトップに問題があることが多い。『校風』『社風』はそんな簡単には変わらないが、何があっても『付和雷同』せず、『変えるのだ』という意志を貫き通すことに解決の道がある。
 最後に『この学校が一番すばらしかったです』と言ったその学校は、今年、日本PTA全国連絡協議会会長表彰を受けた学校だった。私は『なるほどな』と深く頷いたのである。
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