長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

最後は人と、ひととの関係

 今日は富山県のお客さまにご挨拶する為に、朝七時半に金沢を出発する。富山に近づくにつれ雪の量が多くなってくる。金沢と富山では雪の量がちがう。途中、サービスエリアに入ると周りが雪の壁になっていた。
 サービスエリアのトイレの入り口に合掌造りをかたちどった、雪よけがつくられていた。なかなか雰囲気が良かった。

 富山市内は50cm程降ったようだ。お客様にご挨拶申し上げ、富山営業所に立ち寄る。皆出払っていたが、弊社と古くからお付き合いのある会社の社長さんがお越しになられていた。
 今年、73歳になられるらしいが、本当にお元気である。今でも現役で、富山県内で大きな商いをされている。お話を聞いているとやはり最後は人とひととの関係でビジネスが成り立つのだ、という事をつくづく感じた。
 その社長さんが仰られた『好きでない人からは品物は買わないでしょう』と言う言葉は考えさせられた。
 最近はWEBで買い物をする人がとても増えた。考えてみれば顔が見えない人から品物を買っているのである。顔が見えないということは、そのお店の品揃えやお客様への対応で相手をイメージして買っているのだ。
 したがって、ちょっとした対応の悪さを感じると、お客様はすぐに買ってくださらなくなる。それがWEBを使ったビジネスの利点でもあり、反面恐ろしい部分でもある。
 社長さんはWEBのビジネスとは全く違う、昔ながらのビジネスを今でも貫いておられるが、時代が変わろうとも変わらない不変の『誠実』さがそこにある。今日は素晴らしい気づきを頂いた。
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