長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

今年、最後の入魂式

 今日は今年最後の入魂式が輪島市阿岸地区で行われる為、七時半に金沢を出発する。
 能登は昨日からの雨が少し残っていて、時より小雨がパラつく天気だ。内浦から外浦からに抜ける山道はかなり積雪していた。
 内浦は波も静かだが、外浦は日本海特有の荒波が打ち寄せており、風に吹かれて飛んで来る、今年初めての『波の花』を見ることが出来た。


 今日は地元の方々が大勢集まって来られ、今回新しく導入される消防車に興味津々の様だった。市長さん、団長さん、分団長さん他、お世話になった方々にごあいさつを申し上げる。
 神事は昨日かなり天候が荒れ、気温が下がった為、急きょ、外のテントから公民館に変更されたので、何時ものようにあまり寒い思いをしなくてすんだので有難かった。
 この時期の入魂式は寒さとの戦いなのである。

 神事の後、祈念放水を行う為、場所をグランドに移動する。『水利はどこから取るのですか』と尋ねると、昨日の雨で用水の水が増えたのでそこを水利にするとの事。
 見ると幅40cm程の小さなもので水深も籐かごから上の水位が3cm程しかない。『大丈夫か?』と一瞬思ったが、流れがかなりあったので大丈夫だろうと思ったのが間違いだった。
 放水を始めるとポンプの吸水量に用水の水量が負けてしまい、エアーを巻き込み放水が安定しなかった。せっかくの祈念放水だったのだが、ご覧になられていた皆さんに申し訳ないことをしてしまった。
 何事も安易に考えてはならないと反省した。式典が終わる頃には天候も回復しはじめ、青空が顔を覗かせていた。お世話になった阿岸地区の皆さんに心から感謝申し上げたい。
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