ＢＬＳヘルスプロバイダー更新

　２００８年１２月に取得したＢＬＳ（ベーシック・ライフ・サポート：一次救命のスキル）の資格が取得から２年が経過し、失効したので、本日更新の講習を受講した。
　今日の講習には現職の小児科のドクターが参加しておられ、弊社のＢＬＳインストラクターの上田課長から指導を受けた。ドクターと言えば救急救命処置について専門的な知識を持たれていると思っていたのだが、最初にドクターから『何も知らないことを前提にＢＬＳを進めて欲しい』という言葉があった。
　その言葉からＢＬＳをしっかりと学びたい、という真摯な姿勢が感じ取られ素晴らしい方だと思った。
　また、一次救命のスキルは一般市民が身につけてこそ効果が期待できると思っていたが、当然の事ながら病院内で一次救命のスキルが必要になる確率が高く、現場のドクターやナースがＢＬＳのスキルを学ぶ事の重要性を再認識したのである。
　二年ぶりの受講だったが、何とか身体が覚えていてくれた。途中手順を間違えてしまったが、再確認できたこと、新たに気付きがあったことは収穫だった。
　私たちの社員にもＢＬＳの受講を進めていかなくてはならない。それは、何時起こるかもしれない、その時に備えることが私たちの使命の一つなのだから。