長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

いつかできることは、すべて今日でもできる。

『いつかできることは、すべて今日でもできる』ミシェル・ド・モンテーニュの言葉である。
 今日、稲置学園で星陵高校の卒業式が行われた。私は縁あって星陵中学高校PTAの会長を勤めさせて頂いているので、卒業式に出席させて頂いた。
 稲置学園の建学の精神は『誠実にして社会に役立つ人間の育成』である。企業でいえば企業理念にあたるもので、企業はその不変の理念に基づいて事業を行っている。
 その企業の使命は何なのか、何故その会社は誕生したのか、その短い言葉の中に表されている。
 卒業式の中では、卒業生の言葉がとても印象的だった。その言葉が冒頭に記したミシェル・ド・モンテーニュの言葉である。
 彼はこれを引用して、何事も今できることを先延ばしにせず、直ぐに行動することが大切であること、そして自分は常にそう努力して行きたいと述べた。また、、多くの人たちが様々の分野で努力しているからこそ、自分達が普通に生活できるのだ、という視点は素晴らしい。
 今日はわずか18歳の学生に学ばせて頂いた。私たちも日常の業務の中で、今できることを先に延ばし、後々苦労することが少なくない。
 人生の節目に立つ若者は感性が豊かであり、溢れんばかりの情熱とエネルギーを持っている。その姿勢に触れる時、私たちは自らに気づかされる。
 彼らのこれからにエールを送りたい。
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