長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ものづくりに誇りを持とう

 今日は長野県からお客様がお越しになられた。その会社は私たちと同じものづくりの企業である。最近はものづくりの企業でも標準品以外、は作りたがらない会社が増えてきた、と仰られた。
 この企業は少量生産でもお客様の要望に細かいところまで答えてくれる。そして、お客様の立場に立って提案してくれるのだ。その基礎になっている技術も自社で開発された、独自のものを持っている。
 今日の話の中で先日、ヨーロッパからある視察団が長野県を訪れ、その責任者が『今ヨーロッパでは電子技術者よりも、機械技術者をとても優遇するようになってきました。機械技術者はこれからとても貴重な存在になるでしょう。』と語ったそうである。
 考えてみれば電子技術を支えているのは機械技術である。デジタルデータというものは元々そこには何もないのである。文章のデジタル化は省スペースにはとても貢献してくれる。検索のスピードはペーパーを検索するスピードをはるかに超越する。
 しかし、実際そこには何もないのである。現代では電子技術無しでは何も出来ない時代だが、それを支えているのはものづくりの技術であることに誇りを持ちたいと思うのは私だけではないだろう。
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