長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

頭の中のロジック

 人間には考え方の癖があると言うことは以前に延べた通りである。この考え方の癖は自分が育ってきた環境に大きく影響されるが、例に漏れず、今いる環境にも影響されやすいものだ。
 Aという情報が入ると頭の中の思考パターンに従って、殆ど同じアウトプットをするのである。目の前に問題が発生し、その解決を指示すると『そんな事言ったって・・、出来るわけないでしょう・・、仕方がないな・・』と言う言葉をアウトプットする人間と『よし、ともかくやってみよう・・、どうやったら出来るだろう・・、皆で頑張ろう・・』と言う言葉をアウトプットする人間に大きく分かれる。
 何れが問題を解決に導くか、しいては自分の人生を成功に導くかは殆どの人が分かっていると思う。
 しかし、実際できているかと言えば、出来ていない事のほうが多くないだろうか。現在、私たちの企業の弱点のひとつがここにあるのである。
 特に、マネージャークラスが前者の言葉を使っていることに全く気付いていない様に感じる。これでは部下が同じ言葉を使うようになる。そして、その結果がダイレクトに自分に帰ってくることを分かっていない。
 ともかく言葉を変えることだ。口癖のように唱えている、負けの言葉を今日から金輪際やめる事だ。すると考え方が変わり、行動が変わる。どうせ言うなら気持ちの良い言葉を使おう。
 良い言葉は人生を豊かにするのである。
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