長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

同じ規模でも二倍の頻度

 千葉県市川市金沢市と人口規模を比較するとほぼ同じである。人口約46万人、面積で56平方キロメートル、それに対して、金沢市は人口45.7万人、面積が467平方キロメートルと人口はほぼ同じだが、面積は金沢市が約8倍大きい。
 そして、救急車の出動回数は金沢市が約1万件に対して、市川市は2万件を超えているそうである。ほぼ同じ人口なのに何故、救急の出動回数が二倍もあるのか考えてみると、交流人口の違いだろうと思う。
 金沢市の場合はその周りの市町村の規模は極端に小さいが、市川市の場合は同じ規模ほどの行政区が沢山点在している。即ち流入する人口が多い為だろう。従って、救急隊員にかかる負担も相当大きなものになっていると聞く。
 私たちは消防自動車のメーカーとして成り立ってきた企業だが、現在のビジネスと救急はベクトルが同じだ。私たちは少しでも消防職員の役に立てるよう、努力をしていきたい。
 その中のひとつとして、昨年、メディカルグループを立ち上げた。これは従来のAEDを始めとした、高度管理医療貴の販売からさらに一歩前進させ、新たなシステムの開発やプロダクツの開発から、少しでも救える命を守りたいという思いがある。
 現在はとても小さな規模だが、将来必ず弊社のその他の事業に肩を並べ追い越すまでに成長するだろう。何事も生みの苦しみである。メンバーの皆さんの挑戦と活躍に期待している。
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