長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

手引きのエンジンポンプと観桜会


 今日、何気なく窓から駐車場を眺めると、トラックの荷台にとても古いのだが真新しく化粧直しをされた、手引きのエンジンポンプが目にとまった。
 先日から、防災事業部の畑田君が旧山中町から依頼されてレストアしたものだろうと思い、声をかけると『やっと出来上がりました』との事。
 まじまじと眺めていると、明治二十年と書かれていた。製造したメーカーは鈴木ポンプである。丁度その頃金沢には鈴木、高田、能瀬ポンプがあったようだ。長野ポンプが創業したのは大正の末期と思われるのでそれよりさらに前のことである。
 多分、当時では画期的なポンプ装置であり、火災現場で活躍したのだろう。それが今回生まれ変わったわけである。こんな仕事も面白いと思う。日本中にある、この様な古いポンプがあればご依頼頂ければレストアをしてみても良いな、と思う。

 さて、夕方から所属している金沢ロータリークラブの観桜会に参加をした。観桜会は文字通りお花見の会である。金沢の桜は先週の日曜日が満開で今はもう葉桜である。
 開会には西のお茶屋の芸子衆が『花は咲いたか、桜はまだかいな・・』の歌にあわせて華麗に舞ってくれた。金沢の伝統文化の素晴らしさを再認識させてくれる機会であった。
 来年は親睦委員長を拝命した。昨年は副SAA、本年度はSAA(会場監督官)と続けてハードなお役目だったので、来年度は休みたいと思っていたが、そう上手くはいかなかった。
 頭の中で『さて、来年の夜間例会はどの様な趣向で行おうか』と考え込んでしまったのであった。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ