長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

常に変化する事を良しとする

 仕事は同じ事を繰り返さないことが進歩するひとつの方法だ。同じ事を繰り返すという事はそこに進歩が無いということを示している。
 常に自分の仕事のやり方に疑問を持ち、『これで良いか、もっと良い方法がないか』と考えることに進歩がある。ともかく深く考え工夫する事が大切である。
 常に変化していく為に大切な事は、製造部門、営業部門そして管理部門も現場にヒントを求める事である。現場で行われている実務を良く観察すると改善点が見えてくる。
 私が生産技術の仕事で、あるパーツの自動組立機を設計していた時、先ず行ったのが現場の作業の分析だった。人が作る場合はどの様に作るのか、それを事細かに観察した。
 ある時は一日中作業者の作業を観察していて、『あいつは仕事をしているのか?』と言われたこともあった。ひとつの作業にはポイント(コツのようなもの)が必ずあるものだ。
 それを理解すると仕事は進んでいく。これは全てに通じる。仕事を改善する為のヒントはやはり現場にある。分かっている様で分かっていない事が分かるとパズルは解けるのである。
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