長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

企業のスタート

 新会社を立ち上げて丁度一年になる。今回、新たな企業とご縁を頂いてさらに大きく飛躍する機会を得た。物が無く、多くの物を早く作り出し、市場に供給すれば売れる時代は、商売がありきで創業した企業が少なくなかったのだと思う。
 しかし、市場が成熟し、物を充足するというビジネスモデルはもう通用しない。これからは本当に必要な物を買う時代になった。会社も時代と共に成長し多くの事を学んだ。
 企業理念が会社のあるべき姿を示し、企業の根幹であり、それに沿ったビジネスが大切な事も今では殆どの企業経営者が理解するところだ。
 新たな企業をスタートする時は、何故この会社を創業したのか、そしてその経営の方向はどうなのかを先ず考える。これを脳みそが捩れるほど考えるのである。
 創業の理念は不変であり普遍であることを考えれば、スタートする際にその設定が如何に大切か良く理解できる。今回、創業のメンバーが集まり、私たちの志を何度も議論して考えた。
 全員の価値観が一致して初めて企業がスタートすることが出来る。私たちの使命を明確にし、それを共有したとき奮い立つのは私だけではないだろう。
 この部分が一致していればどんな事も乗り越えて行ける。困難もあることは十分に予測は出来るが、それを楽しむくらいの気持ちが大切である。
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