長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

根っこを育む土壌経営

 あと、四日で新年度がスタートする。今年は市場自体が活発な動きを見せ、それに牽引された感は否めないが、業績を支えた要因のひとつに、正しい営業プロセスがあったことは間違いの無い事実だ。
 私たちの市場は法律に規制されている事が多く、ある意味で正しい営業プロセスを踏まなくとも結果が出てしまうことが少なくない。
 しかし、今後はこの様な事は通用しないことを肝に銘じなくてはならない。正しい営業プロセスを繰り返し踏み、経験を積む事で、営業スキルが身につく。それには厳しい上司に育てらる必要がある。
 私たちは新年度に向けて『土壌経営』に取り組みたいと思っている。この言葉は私が思いついた言葉なので、その定義は感覚的なものなのだがイメージとしてはこんな感じだ。
 『良質な果実は健全な土壌に育まれる。幹を支える強い根っこは健全な土壌に深く根を下ろす。健全な土壌とは栄養が豊富であることを言うのではなく、硬く、険しく、栄養分も少ない。しかし、そこに育つ根っこは自ら育とうと、太く、強く、長くなる。強い根っこの上に太い幹が育ち、枝を大きく広げ、良質な果実を実らせる。』当たり前のことなのだが見方を変えると理解しやすい。
 会社はある一部の人が優れているから飛躍するのではなく、全体の総合力が必要なのだ。
 私たちの企業に今必要なものは飛躍するための土壌を醸成することだと考えている。
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