長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

価値観をあわせる

 今日は新会社設立の打ち合わせを行った。これで打ち合わせも三回目となるが、この三回とも、数値目標、戦略、戦術等実務的な話は殆どしていない。
 それでは何を話しているのかというと、私たちが何故、会社を設立するのか、そして、その志はどの様なものなのか、どんな価値観を持って運営するのか、を殆ど雑談の中で話し合い、その中から大切な価値観を共有してきた。
 当然、長野ポンプの中でもこれまで経営会議メンバーと何度も話し合ってきたが、一部のメンバーとは最後まで価値観の共有が出来なかった様に思う。この全責任は私自身にあり、自分の能力の無さを情けなく思う。
 昨今この数字に表れない定性的な部分は軽視されがちだが、実はここに目に見えないとても大切なものがある。会社の経営メンバーはもとより、全社員が会社の使命と価値観を共有した時、強い会社になる。
 数字には表れない『資産』を積み重ねた時、お客様が最もそれを強く感じてくれるものと信じている。
 先日、私は自分が読んでみてとても大切な事が書かれていると感じた本を、経営メンバー全員に『読んで欲しい』と言って渡した。
 その意味を詳しく説明することも出来たが、多くを語らず渡した。その重要な意味に気付いてくれることを期待している。
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