長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

生き残るのは強いものではなく、環境の変化に対応できたものだ

 恐竜が絶滅したのは6500年前だと言われている。当時、生態系の頂点に君臨していたと言われる恐竜がある時突然絶滅してしまうのである。
 その原因は6500万年前ものことであるから、全てが予測の域を脱しない。ある者は隕石が地球に激突し、高く舞い上がった塵により太陽光線が遮断され氷河期が来た事により、その環境に対応できなかった恐竜は絶滅してしまったと言う。
 食物連鎖のトップではなかったが、自ら体温を調節することが出来た、小さな哺乳類は環境の変化に適応し生き延びた。生き残ることが出来たのは力の強いものではなく、環境の変化に適応できたものだったのである。
 歴史を振り返れば様々な環境の変化が起こり、その都度企業はその環境に適応するように変化をしてきた。しかし、中には環境が大きく変化しているにもかかわらず、その変化に対応できず消滅する企業が少なくない。
 これまで企業の寿命は30年と言われてきたが、近年では20年、いや10年という説すらあるようだ。私たちは常に環境に敏感に反応し、環境の変化に対応して行かなくてはならない。
 但し、企業を支える不変の価値観は、創業の理念であり、仕事に対する気概と誇りであることを忘れてはならない。
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