子どもの根っこを育む

　今日は午後から石川県ＰＴＡ連合会の第一回理事会、事務担当者会議がホテル金沢で開催された。昨年に引き続き２２年度も会長職をお引き受けすることになり、本日の理事会で承認された。
　ＰＴＡという組織は基本的に単年度であるが、単年度という言葉の裏側には物事の『先送り』という言葉が隠れている。一年活動して分かることは、何も分かっていなかったという事が先ず理解できる。
　ソクラテスは『自らが何も知らないと言うことを知りなさい』と言ったが、まさしくこの一年間で何も知らないと言うことを知ったのである。
　今年度は『子どもの根っこを育む』というキーワードを主題の中に示した。大切な事は目に見える部分だけではなく、その基礎を成している、目に見えない部分である。
　ここがしっかりと育って初めて目に見える部分が成長し、結果を残すことが出来る。以前にもお話したが、果実を収穫する為には立派な幹と枝が必要である。
　その幹を支えるのは根っこだ。根っこを育むものは賢明な土壌である。数字には表れない大切な事を醸成することが出来るのは私たちの活動であることは間違いのない事実だ。
　今は目に見える部分だけではなく目に見えない部分を見る努力をする事が必要なのである。
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