『当然』にとらわれない
『それは無理だと思います』『そうなるのは当然だと思います』という会話を社内でたまに耳にすることがある。
『当然』という言葉は長野ポンプの常識の様なものを表している。実はこれが曲者なのである。例えば仕事の方法や工程を改善する時にこの『当然』が邪魔をするのだ。
『当然』と思っている部分は変わる事が無いので『当然』が改善の前提となってしまう。したがって大きく変えることは難しくなってしまうのである。
これが改善が進まないひとつの理由だ。私たちがいつも何気なく使っている『当然』というのは真実ではなく、ただ単に周りの多くがそう信じている事柄に他ならないのだ。
私たちは常に『当然』という言葉にとらわれず、『本当にそうなのか』現状を疑問に思い、ゼロベースで物事を思考するように務めて行きたい。そこに進歩があり、改善の芽が見つかるのだと信じたい。