考え方・行動・結果
『考え方が変われば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる』と良く言われるが、事実、人間の行動パターンを司っているのが思考(気持ち)である。
しかし、この思考(気持ち)というヤツは内面に隠れて見えにくく、見ようと努力しなければ見えないのである。
その反面、行動はまさに目に付きやすいから、私たちは行動にばかり目が向いてしまいがちだ。
思考(気持ち)に目を向けず、行動ばかりを注意しても改善されない事の方が多いものだ。何故その様な現象が起きるのか、相手の気持ちを良く理解することが大切だと思う。
これは、迎合する事とは意味が違う。何が問題なのかを十分に理解し、自から改善する姿勢を示すことが大切なのである。
これは『土壌経営』にもつながって来る。土の下に隠れている根っこに目を向ける事が大切であり、その根っこが育つのは健全な土壌(社風、企業風土)だ。
やはり、大切なものは目に見えにくく、見る努力が必要なのである。