インターシュッツからその3
今朝も4時から目が覚めてしまう。今、ドイツはサマータイムになっており、一時間早くなっている。夜も10時になるとようやく暗くなる。朝は4時から明るくなるので、暗い時間帯は6時間ほどである。
ドイツの国民は4時には仕事を終えて、皆で遊びに出かけるそうだ。当然、夜は10時まで明るいので、バーベキューをしたり自転車に乗ったりスポーツを楽しんだりしている。
生活大国と言ってもよいだろう。日本と比べほぼ同じ国土の面積を持ち、GDPや人口もはるかに日本のほうが多いのにこの豊かさの違いは何なのだろうと考えてしまう。
さて、昨日夜にスカラデザインのタイス社長、ザスタジオの岩井社長とミーティングを行い今後の方向性を話し合った結果、急きょスカラデザイン社の本社に向かうことにする。
ライプチヒからアウトバーンで南に450kmのところにシュツットガルドがあり、スカラデザイン社はそこに位置している。アウトバーンは途中道路メンテナンスをしていた場所が数か所あり、一部渋滞もしていた。
タイス社長の提案でシュツットガルドの手前にある、ローデンベルグで昼食を取ることになる。ローデンベルグは城壁に囲まれた中世からのとても古い町で素晴らしい街並みが残っていた。
スカラデザイン社に到着したのち、オリエンテーションを受け工場内を案内してもらう。その後さらにミーティングを行う。今回、英語でうまくコミュニケーションが取れないことで意思の疎通を図ることが難しいと感じた。
しかし、お互い何をなすべきかは十分に理解しているはずだ。今後の展開が楽しみである。
ミーティングの後タイス社長から夕食のお誘いを受け、タイス社長の奥様も同伴で夕食をする。ドイツの食文化は日本人にとてもよく合うと感じた。
ポテト、ホワイトアスパラガス料理が絶品である。明日も引き続きミーティングを行う予定である。有意義なものとしたい。