長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

インターシュッツからその4

 昨晩は寝るのが2時を過ぎていたため、さすがに目が覚めたのが7時だった。朝食を済ませ、9時にスカラデザイン社タイス社長がホテルにピックアップに来てくれた。
 今日は土曜日なのでスカラデザイン社はお休みなので、タイス社長のご自宅で2回目のミーティングを行った。
 言葉の壁が厚く、なかなか思いが伝わらないが身振り手振りと筆談でディスカッションを行う。

 午前中一杯打ち合わせを行い、何とか方向性がまとまったので、一度双方が検討事項を検討し、一歩前進すめる事で合意した。今回のスタディはかなり難易度が高いが、挑戦しなければ何事も前進することはない。

 午後からはシュッツドガルドが本拠地であるメルセデスベンツ博物館を見学する。この博物館は3年程前にリニュアルされたもので、ともかく規模が大きい。
 メルセデスベンツのものづくりの思想や歴史が非常に良く理解できる。世界で初めて自動車を発明したメルセデスベンツが世界で初めてエンジン付きの消防自動車を発明したことは初めて知る事実だった。
 ともかく、世界の自動車産業を間違いなくリードしてきたし、また現在もその地位は不動である。

 その後ホテルに戻り、メール、GWをチェックし、一時間程シュッツトガルドのまちを散策した。二年前はとても経済自体が低迷し、まちにも活気が無かったようだが今は本当にまち全体が元気だ。
 所得のレベルはほぼ日本と同じだが、公共料金や日常生活にかかる費用が日本に比べるととても少なく、その分豊かな生活ができる。現在の日本の官僚システムはおかしいと感じる。外から日本を眺めるとおかしなことがたくさん見えてくる。
 夕食はタイス社長夫妻とシュッツトガルドの郊外のフォレストの中にある小さなレストランで頂いた。とても素晴らし景色の中で頂く夕食は格別だった。
 明日は早くも日本へ移動する日である。今回のスタディが進むよう全力を尽くしたい。
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