長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

出来ないのではなく、優先順位の問題である

 出来なかったのは、殆どの場合が技術的な問題や能力の問題ではなく、優先順位の問題である事の方が多い。
 確かに管理する側と実行する側には温度差があることは理解しているつもりだ。通常、実行する側の優先順位は定型業務である。日常与えられたワークには100%の実行が求められるので実行側にとってはそれが最大の優先順位となる。
 しかし、管理側が求めるワークは定型業務以外にあることが多い。特にマネージメントにはそれが求められることが多く、実行側にとっては『余計な仕事』と捉えやすい。
 実は『余計な仕事』と思っている事がとても重要なワークであることがある。しかし、そこには管理側の求める事と実行側の求める事の温度差が存在するので、上手く動かないことが多いのである。
 こんな時はともかく、時間が掛かろうとも何故それが大切なのか、何故必要なのかを十分に説明する必要がある。
 それが出来ていなくて、上手くいかないと嘆いても上手くいくはずがない。そこが私たちの反省点である。他人を批判するよりも自らの責任を認識し、自らを改善した方が目標は近くなるはずだ。
 ともかく、忍耐を持って努力することが大切なのである。と自ら言い聞かせよう・・・
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