長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

心で伝える

 自分自身が他の仕事をしながら子ども達に『〜やっておいてね』と言うと返事だけは『は〜い』と返ってくるものだ。しかし、返事をしている子ども達も他のことをしながら返事をしているので、伝わるはずもなく、その結果『何を言ってもまったく言うことを聞かない』という事になってはいないだろうか。
 こちらが『言うことを聞かない』と思っている時ほど、子ども達も『こちらの話を全く聞いてくれない』と思っているものだ。
 これらの事は日常でよく見られる光景だろう。そんな時、自分も仕事の手を止め、子ども達にも今やっていることを一時中断させ、そして子どもと対面して『お願いがあるんだけれど、〜をやってくれないかな』と言うと、殆どの場合頼んだ事を直ぐに子ども達は実行してくれる。
 これは気持ちがこもっていない言葉が耳から入り、出て行くだけではなく、心が伝わったのである。だから直ぐにでも子ども達は頼んだ事を実行してくれるのである。
 社内のコミニケーションや伝達事項が上手く伝わらないのもこの問題と同じであると思う。伝える側が言葉だけではなく、真剣に心で伝えれば必ず伝わると思う。先ずは自らが一歩前に出よう。機会は自らがつくり、自らが実行しよう。
 心で伝えれば必ず心で返してくれると信じたい。
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