長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

慣れは禁物

 ある、航空会社の航空券のキャンセル料が航空運賃の半額を越えると聞いて驚いてしまった。当然、そこには団体チケットであることや、キャンセルの時期によるなど様々な理由があるのは理解できる。
 しかし、その前にそのチケットに、この様なリスクがあることを事前に説明しておく必要があったのではないだろうか。
 また、航空路線によっては団体チケットと一般のチケットの運賃に大きな差が無いという事実もあり、団体チケットを選択する場合と一般のチケットを選択する場合とでは、どちらがコストとリスクのバランスがとれているのか考え、お客様に提案すればその担当者に対する信頼はより高くなるだろう。
 航空チケットの販売手数料は、大きな旅行から得られる利益に比べれば小さなものかもしれないが、信頼は値段の差から来るものではないのである。自らの常識であってもお客様にとっては知らない情報も多くあるものだ。
 小さな仕事と大きな仕事のサービスに差があってはならない。今回はついつい、私たちの企業内で発生した事の様に感じ、担当者には厳しい口調になってしまったが、私たちの企業内にも、かたちは違えど、この様な事が起こっているのではないかと心配になってしまった。
 私たちは仕事に慣れる事無く、常に正しい事を正しく行って行かなくてはならない。今回はひとつの気づきを頂いたと考えれば感謝しなくてはならないだろう。
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