長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

猛暑の白山登山〔その2〕

 午前3時半の目覚ましで目を覚ます。外を見ると満天の星空である。何度も白山には登ったがこれだけ朝に星空を眺められる機会はそうは無い。
 皆も目を覚ましてご来光を見に行く為に準備を始める。南竜山荘を午前4時に出発する予定である。早々に着替えて外に出ると何と風が生ぬるい。いつもの年なら、息が白くなるほど気温が低く、カッパを着込まなければ寒い位なのにやはり今年は何かおかしい。

 ヘッドランプを頭にセットし、展望コースから展望台を目指す。満天の星を見ながら歩くのはとても気持ちが良いものだ。今日の日の出は5時21分である。
 4時50分頃には展望台に到着し、日の出を待つ。さすがにじっと日の出を待っていると冷えてくる。しかし、何時もなら薄手のダウンジャケットを着込むところだが、ウインドブレーカー程度で十分である。

 ご来光は天候が良い割にはスカッと見ることが出来なかった。少々残念である。その後展望コースを経由して室堂へ到着。山荘で作ってもらったお弁当で腹ごしらえをした後、皆で山頂へ向かう。
 ともかく、ジリジリと暑いのである。室堂は標高2450m、山頂は2702mで普通ならばこの時期冷え込む事も少なくない。山頂でもジリジリして涼しいとも感じないのである。
 下界の酷暑から涼を求めて期待していたのだが、そういう意味では高山も猛暑だった。
 山へ来るといつも私たち人間は自然に生かされていること、そしてあたり前のような便利な生活があたり前ではないという事を認識する事ができる。
 今回、ご一緒して頂いた、メンバーの皆さんに心から感謝を申し上げたい。
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