長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

機会をたどる

 何事にもはじまりがある。しかし、その始まりから全く結果が予測できない事の方が多いのかもしれない。今あるひとつの事象を振り返り、始まりの記憶をたどってみると全く違う事から始まっている事に気づく。
 また、小さな事が沢山、複雑に絡み合っていて、どれ一つが無くても今には繋がってこない。極論かもしれないが、それこそ私がこの世の中に生を受けた事から始まっている。
 もっと言うなら私が生を受けたという事は両親が居たこそであり、その両親にも、またその両親にも、両親の存在が無くては今の機会には繋がらない。
 以前にブログに記した事があるが、私たちがこの世の中に存在するためには、20代前におさかのぼるだけで100万人もの人達が自分という存在に係わっていることになるり、この中の誰か一人が欠けても、今の自分は生まれていない。
 そう考えるとチャンスを与えてくれたのは連綿と続く今の私たちの存在を支えてくれた両親をはじめとした祖先なのである。私たちは果てしない時の流れの中の『今』というパートを任されているに過ぎない。
 だからこそ『自分の人生だから何をしても良いでは無いか』と考えるのではなく、受け持っている『今』を一生懸命生きる事が大切なのだと思う。
 人の出会いは奇跡だと思う。私だけの存在を見てもこの世に生まれる確率は70兆分の1であり、100万人以上の人が今の存在にかかわり、それと同じ条件の人たちと出会っていると考えればやはり奇跡としか言いようがない。
 だからこそ、人との出会いを大切にし、そこからもたらされる『機会』は最大のチャンスだと思うのである。
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