本質を見抜く
石川県PTA連合会の理事会が開催される金沢エクセルホテル東急の窓から市役所前の色づいた木々がとてもきれいに見えた。
暑かった夏も今では遠い昔のように感じるのは私だけだろうか。月日が過ぎるのは早いものである。理事会では日中友好の翼という日本PTA主催の事業の説明があったが、理事の皆さんからは現在の日中関係が悪化している事から事業の実施について不安の声が聞かれた。
私たちの身近にも日中関係の悪化が影響を及ぼしている。しかし、政府には毅然とした対応をして欲しいと願う。
理事会の後行なわれた石川県小中学校長会との懇話会では学校側の立場から、そして保護者の立場から様々な問題点について意見交換が行なわれた。
私は問題点の根っこは同じだと思う。問題点は様々なかたちで表れるがその本質は変わらない。それを現象で捉えると正しい解決策を導き出すのは難しい。
先ずは大人が正しい価値観を持つこと。そして目に見えない子どもの根っこを育む為に大人が正しい事を正しく行い、当たり前のことを当たり前に行えるように全力を尽くすことが大切だ。
当たり前のことができていないと言う事はその他の事も出来ていないものだ。問題は土の中にある。本質を見抜き原因自分論で考えよう。原因他人論の先に解決策は無い。