長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

先んずるか追随するか

 世の中は非常に速い速度で変化している。様々な規制の中にある私たちの業界でもその変化は著しい。ここで大切な事はその変化に気づいているか、そしてその変化を自ら起しているか、または追随しているかである。
 変化しているにもかかわらず、それに気づいていないとすれば非常に危険だ。何故なら私たちが現状を維持していると考えても、周りがすばやく変化しているからだ。したがって相対的には後退している事に等しいのである。
 また、自ら変化を起し、先んじている場合と追随しているのとでは結果は大きく異なる。変化に対して何とかついて行ったとしても、周りはさらに先を行っているものだ。これでは勝負には勝てない。
 もし仮に、今、何の問題も無いとしても、その先を考え、私たちの進むべき方向を真剣に考えることがトップの仕事だと私は思っている。常に先んずるか、もしくは追随することに終始するか、それぞれの先にあるものは全く違う結果であることは言うまでも無いだろう。
 私たちは常に変化に先んずる企業でありたい。それは企業の大小によって左右されるものではなく、お客様に対してさらにより良いサービスと製品を提供することを大切にする心と、企業経営に対しての緊張感が可能にするものだと私は信じている。
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