連勝ストップの理由は??
昨日、稀勢の里に敗れ横綱白鵬の連勝が63でストップした。双葉山の持っている69連勝を破る勢いだったのに個人的にはとても残念だと思っている。
負けた原因を様々な人たちが語っているが、その真実を知るのは白鳳本人しかいない。双葉山は自らの連勝がストップした時、体調不良を理由にせず『我未だ木鶏足りえず』と語り自らを戒めたという。
双葉山は木鶏のように何があっても微動だにしない強さを求めた。それをなし得る事が如何に難しいかをこの言葉が示している。
相撲や武道の世界では『心・技・体』と言うが私は白鳳の『技』と『体』は双葉山の69連勝の記録を凌駕する事ができる実力があったと思う。
その域に達する事ができなかったのは『心』だったのではないだろうか。『心』の乱れがわずかな隙を生む。木鶏のように微動だにしないのは目に見える『体』ではなく目に見えない『心』だったのだ。
これで終った訳ではない白鳳の次の挑戦に期待したいと思う。