長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

どうも見えない

 『見えない部分に目を向ける』事と『見えない部分を大切にする』事は今期、私たちが最も大切にして来た部分である。当然企業である上は定量的な部分から目をそむける事はできない。
 しかし、その定量的な部分は定性的な部分に支えられている事も事実である。『目に見えない部分を大切にする』為に七つの指針をつくり全社で取り組んできた。そうすれば目標が達成されるというものではないが少しずつだが、変化してきていることは実感できる。
 反面、『見えない部分に目を向ける』事がいまだに進まない。製造現場では発生したミスをその場で解決することは問題ないが、そのミスが発生した事が報告されない為、それが何故発生したのか、再発を防止するにはどうすればよいかが議論されないまま見えなくなってしまう。
 したがって同じ問題を再発させてしまうことが少なくないのだ。また、防災事業部でも多くの問題点が見えない状態になっており、お客様からのお叱りのお電話を頂いて初めてそれが表面化してくるという体たらくである。
 先ずは、『見えない部分に目を向ける』事がとても大切なのだ。私たちは大きな社会的責任を負っていると思っている。何時までも社会から求められる企業であり続けるためにも、この道をぶれることなく、皆で邁進して行こう。必ずイメージした事はその通り実現するのである。
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