長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

結論を出そう

 今日は月に一度の社長報告会が開催され上期の報告がなされた。厳しい世情にあって、防災事業部、車両事業部、メディカルグループ、購買部、管理部全ての部門が良くがんばってくれた。
 社員の皆さんに感謝を申し上げたいと思う。ただ、解決すべき問題点もまだまだ内在化していることも事実だ。
 特に製造現場は生き物である。毎日、同じ状況などありはしない。そんな中で様々な問題点が発生する事も当然であり、何も起こらないなどないのである。
 問題が発生するからこそ、それを乗越える事によって私たちは成長する事ができる。
 しかし、成長する事ができるのはあくまでも問題点を正確に捉え、それが何故発生したのか、そしてどうすれば解決できるかを具体的に考え実行する事が出来場合だ。
 問題提起だけに終わり、具体的な解決策を取らないまま、言葉遊びをして問題を先送りしている間は決して成長しない。そして、同じ問題が繰り返し、繰り返し発生する。
 その時だけ沈黙し、やり過ごす事ができてもその問題を解決しない限り、永遠に同じ問題につまずくのである。
 問題を解決する為にもっとも大切な事は先送りせず答えを出す事にある。その答えが仮に間違えていればやり直せばよいのだ。『間違いを恐れるのではなく、何もし無い事を恐れて欲しい』。
 問題は成長の機会である。多くを経験する事は辛い事だが、その先には大きく成長する機会が与えられているのである。
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