長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

『一丸』と箱根マラソン

 長い様で短かった年末年始の休業が終わり、今日から仕事始めである。毎年恒例の新年式が本社において開催された。
 これまでは、全社員が集まる事は問題が無かったが、東京営業所、大阪営業所が開設された事によって社員が一同に会する機会はとても少なくなった。
 会社が発展するという意味では歓迎される事だが、社員間のコミニュケーションを図るという意味では工夫が必要になる。
 社員の皆さんはとても元気に出社してくれた事が何よりだった。社員の皆さんの元気は私たちにパワーを与えてくれる。
 年頭のあいさつで、今年は七つの指針に加えて、『一丸』となる事の大切さをお話しした。会社とは一人ではできない仕事を、それぞれが役割分担し、責任を持って行う事で目標を達成する組織である。
 すなわち、全ての仕事に意味があり無駄はひとつもない。そして、それぞれの仕事をつなぐのが周りを感じて仕事をする事なのである。自分に与えられた仕事だけを行っていては、仕事と仕事の間にある隙間を埋める事が出来ない。
 仕事と仕事の間にある『のり代』をお互いが感じてサポートする事で組織は信頼関係と共に強化される。それが『一丸』につながるのである。
 今年の箱根駅伝は本当に見ごたえがあった。それぞれの区間を任された選手が全力で責任を果たし、その積み重ねた努力が結果を生んだ。
 優勝した早稲田大学東洋大学とのタイム差はわずか21秒、10区間平均で見れば2.1秒である。最も一つにまとまり、一人ひとりが周りを感じて責任を果たし、『一丸』となった早稲田大学が栄冠を勝ち取ったと言えるのではないだろうか。
 チームの力は個の力をはるかに超える事を証明した箱根だった。
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