長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

明日のために何を行なうか

 先日センター試験が終った。多くの受験生がセンター試験に挑んだことだろう。受験とは目標の学校に合格する、合格しない、以上に大切な機会を持っていると私は思う。
 確かに、目標の学校に合格する事は自分の人生の一部分に影響を与える事は間違いのない事実だろう。
 しかし、それ以上に大切な事は、先ずは何の為の受験なのかを考え、自ら目標を定め、それを乗越える為の方法を計画し準備を行い、そして全力で努力をするという社会で目標を達成する為の一連のプロセスを経験することができる事にある。
 課題を克服し、目標を達成する為の基本は同じなのだ。
 社会でも優れた人は『明日何を行なうかではなく、明日のために何を行なうかを考えている』勉強もまったく同じだ。
 私たちの企業では学歴は一切問わないが、総じて受験というひとつの節目を精一杯努力し、乗越える事を学んでいる学生は様々な課題を乗越える手法を良く知っているものだ。
 残念ながら私の学生時代を振り返れば節目を大切にしてこなかったように思う。現在の自分は自ら起業したのではなく、会社経営の機会を与えられただけなのである。
 その立場になり、初めてその責任の重さに気付き、様々な事を学んだのである。挑戦する壁が高いほど人は成長する。高い壁を乗越えるにはそれに応じた努力が必要だ。
 長い人生の中で一度は歯を食いしばって努力をする経験が必要だ。それは何よりも人を大きく成長させるのである。
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