長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

子ども達に夢を与える


 先日『子ども達に夢を与える為には・・』という題目でディスカッションを行ないたいと連絡を受けた。
 主催は石川県教育振興会で以前にもパネラーとして参加させて頂いたことがある。
 今回は学校の先生をはじめそれぞれの分野で子ども達に深い係わりを持った方々が集まっていた。
 やはり、様々な立場の方々が集まると、当然視点も異なってくる為、皆さんのお話を聞いていて頷く事がとても多かった。
 特に特別支援教育に携わっていらっしゃる先生のお話には気づかされる事が多い。私たち健常者は私たちの立場が普通であると考えがちだ。だから、自分達の視点でしか物事を考えない傾向にある。
 しかし、特別支援学級で学んでいる少数の子ども達が夢を持ち、その実現を周りが応援してあげられる社会をつくる必要があると強く感じた。
 いずれにしても、子ども達がどんな時に夢を描くのか、自分の子どもの頃を考えてみれば良く分かる。私たちが子どもの頃は『あんな人に成りたい・・』と思う人たちが身近にも、テレビのブラウン管の中にも沢山いたように思う。
 そんな彼らを見て夢を膨らませていたのではないだろうか。今で言えば例えばサッカーの本田圭佑選手やスケートの浅田真央選手のように頑張っている人が夢を与えてくれる。
 そんなスター選手でなくとも良いのだと思う。身近な大人が一生懸命努力している姿を感じることが出来れば、子ども達は必ず希望に胸を膨らませるはずだ。
 最もまずいのは大人の私たちが、社会を批判したり、愚痴を言う姿を子ども達に見せる事だと思う。今は歯を食いしばって頑張る時期だ。必ず夢は実現し、それは連鎖する。
 子ども達に夢を与えるのは誰が与えてくれるわけではなく、私たちの頑張りそのものなのである。
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