長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

雪国の生活文化は雪が降る事で培われる

 今朝目を覚ますと驚くほどの積雪になっていた。一晩で30cm以上降ったようだ。
 この所の雪も金沢市内では大した事が無く、雪かきも東北のように屋根雪を下ろすこともなかった。
 今日は車で出掛けたかったので家の前の雪かきをしないと車も道路もすっぽりと雪の中である。
 朝食を食べた後、気温が低い内に除雪を始めるとすでに雪がしまった状態でかなり重い。汗だくになりながら除雪を行なった。途中、相談役が除雪機を出してきた。
 さすがに除雪機である。一気に除雪は終了したのであった。

 朝から、大きな音を立てていると近所の皆さんも皆さん出て来られ、一斉に除雪が始まった。ここ数年、雪も少ない状態だったので、雪国の生活文化が薄れてきているように感じていた。
 雪が降れば朝早くから家の前の除雪をする事は当然だった。四つ角に面している家は四つ角の除雪を力を合わせて行うという暗黙のルールも最近は見られなくなった。
 だから、雪が降ると四つ角の雪で車が立ち往生する事も少なくなかった。こんな雪国特有の生活の文化は雪が降るからこそ培われるもので、雪が降らなくなると必要が無くなり忘れ去られる。
 ある意味、雪は金沢の昔からの生活文化を継承する為には必要なのかも知れないと思う。雪は降ると厄介だが、ご近所とのコミュケーションを深めてくれるのも事実なのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ