長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

流れを示す

 今日は公務で東京に出張である。二年間に渡って石川県PTA会長として日本PTAに出向し活動させて頂いた。その任期も今年の五月を持って終了する。
 現在、日本PTAでは公益法人への移行について議論がなされているが問題が山積している状況である。平成24年までには移行についての判断を行わなくてはならないが、現在の状況では問題が多すぎる。
 今回の機会は日本PTAの方向性を左右するとても大切な事なのだが、審議する責任を持つ理事メンバーの認識にかなり大きな温度差がある。その原因のひとつは意志決定する為の十分な議論がなされていない事にある。
 また、枝葉の説明に終始し、何故そうなのかという説明を意志決定すべき理事に行っていない事も問題である。こんな状態で何を協議し、何を審議するのだろうか。
 先ずは流れを示す大きな工程を、期限を切って示す事が大切である。そして、責任ある判断ができる最低ラインを保つことができるように丁寧な説明が出来るだけの準備をして欲しい。私たちは未来に責任があるのである。
 単年度制は組織の変革を行う時どうしても継続性が無いが故に無責任になりやすい。しかし今回はそうはいかない事を理事メンバー全員が認識すべきである。
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