長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

報告は目に浮かぶように・・・

 『報・連・相』は土壌経営の七つの指針のうち、最も力を入れてきた一つだ。そんな超がつく程当たり前の事なのだが、これがなかなかどうして身に付かない事のひとつでもある。
 たぶん問題なく出来ていれば世の中でも『報・連・相』をしっかりしなさい、などという事はそう耳にはしないはずだ。しかし、小さな問題が発生するとその原因は『報・連・相』がうまく機能していませんでした、となる事が少なくない。
 こんな事からも最も基本的ではあるが、最も身に付きにくい事のひとつには間違いないらしい。したがって今期に入って本社では『報告は・・』という声がオフィス内で良く耳にするようになった。
 まだまだ、促されてという感が無くもないが、でも以前に比べれば大きく進歩したと思う。次のステップは報告する事が目的ではなく、報告とは何のためにするのか、その為には正確に、そしてそれが離れていても目に浮かぶように報告して欲しいのである。
 車両事業部は遅ればせながらではあるが、声を掛け合うという報告の前の段階だが少しずつ出来るようになってきたようだ。特に製造現場では工程が煮詰まってくると、これがなかなか出来なくなってくる。
 しかし、声を掛け合う事で自らの仕事もスムーズに流れるという事を今回学んだのではないだろうか。これは大きな収穫だったはずだ。
 今回はマネージャー自らが示して見せてくれた結果だ。良く頑張ってくれたと思う。次は定性的な報告に加えて定量的な報告をお願いしたいのである。
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