長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

凡事徹底

 『凡事徹底』という言葉はイエローハットの創業者鍵山秀三郎氏の言葉であり、同じ言葉を本の題名としておられる。その本の中に『平凡を非凡に努める』と書かれている。
 これは当たり前のことを当たり前に行うだけではなく、当たり前のことを人に真似出来ぬ程一生懸命行いなさいという意味だ。
 平凡(当たり前の事)を非凡(真似できぬ事)に努める事は、平凡な事も一生懸命続ける事がいかに難しいかを物語っている。考えてみれば今期の経営方針書に『当たり前のことを当たり前以上の情熱を懸けて行う』という言葉を記したがまさにこの事だと思ったのである。
 また、もうひとつ平凡な事を毎日欠かさず行える事も非凡な事だと思う。『凡事徹底』という言葉にはこの二つの意味があるのだと私は思うのである。
 世の中で大きな成功を収めた人たちは特殊な技能があるのではないと思うのだ。小さな当たり前を一生懸命、他人に負けないくらい行った、まさしく『凡事徹底』を実践した人達なのだと私は信じたい。
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