長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ムダとムダ

 仕事には『ムダ』と『ムダ』がある。両方とも同じ『ムダ』である事は間違いないのだが結果が全く異なるのだ。
 すなわち仕事の中には全く何にも繋がらないムダな事と、一見無駄に見えるが実は次につながるムダがある。
 もっと言えばやり方によってはムダだと思われる事も次につなげる事ができるのである。
 その為にはマネージャーはお客様の真のニーズを見極めておく必要がある。
 枝葉だけを見て、数字で判断を下すと、その瞬間は利益が上がったように見えても、後々に大きな代償を払う事になる。そして、営業担当者は、まさしく自らの行動が無駄に繋がらないように常に工夫して欲しい。
 ムダと結果を出すのとでは、ある意味で紙一重の部分があるからだ。その為にはスタートから大きな流れのストーリーの中にムダと思われる事を埋め込んでおき、それが成功に繋がるイメージを持って確信を持ってムダな動きをして欲しいのである。
 成功する人間とそうでない人間の差は殆ど無い。二割打者と三割打者のヒットの数の違いが10本に1本であるように、大きな差ではないのだ。しかし、結果は天と地ほどの差になる事は確かである。
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