長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

感覚でマネージメントするべからず

 先ずは、現状認識をしっかり行なう事、マネージメントはここから始まる。現状認識を正確に行わずして対応が出来るはずがないからだ。
 特に報告を鵜呑みにするのではなく、状況を良く聞き、質問を交えて全体の把握を行なって欲しい。往々にして自分の都合の悪い事は報告しないものだ。しかし、仮に原因がそこにある場合、その特定ができない事になる。
 また、現場の雰囲気と数字を合わせで物を見る目も必要だ。これまでは感覚でマネージメントできた事も少なくなかったが、これからは数字の裏付けを取り報告して欲しい。
 多分、〜でしょう、は経営判断を誤る原因になる。さらに経費関係はしっかりと把握する必要がある。ドンブリ勘定や大盤振る舞いは墓穴を掘る事になりかねない。さらに仕事上の公私混同は絶対に行なってはならない。
 拡大基調のときはこの当たりが甘くなりがちだ。様々な企業が消滅し、歴史を持って証明している。これ位という考え方をした瞬間、全てにそのリスクを負う事になる。マネージャークラスは自らを戒め十分に注意願いたい。
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