長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

人の心の温かさに感謝

 東関東大震災で被災した子供たちの就学支援の為に計画して来たホームステイプログラムの準備がようやく整い、石川県内のPTA会員全員の家庭にホームステイの登録用紙が配布され始めた。
 震災から一か月が過ぎた。震災発生直後、何とか子供たちを学校に通わせなくてはと考え準備を始めた。東海北陸ブロックPTA協議会にも呼びかけ、協力して事業に当たることにもなった。
 また、被災地にも赴き現状の確認とニーズの調査を行った。そして、如何にしてこの情報をニーズのある人に伝えるかがポイントだと言う事も分かった。
 後は、石川県内のPTA会員の皆さんがご協力頂けるかが、ある意味で不安だった。しかし、登録が始まって二日で50名程の登録を頂いた。
 まだ、半数以上の子供たちの手元に申込用紙が届いていないと考えられるが、その中で50名の登録を戴いた事は本当にありがたいことだと思う。
 今、就学すらままならない子供たちがいる。そして、就学は可能だが大半がプライベートの無い避難所からの通学になる。事実上勉強も出来ないだろう。
 子供たちは将来の日本国の宝なのだ。『これはPTAのやる事なのか?』というご意見も分かるが、平時ではなく非常時の中で何をやらなくてはならないかを考えた時、それが私たちのやるべき事と考えても何らおかしい事ではない。
 今こそ、みんなが力を合わせて子供たちをサポートしよう。日本人の心の温かさに心から感動し、そして感謝を申し上げたいと思うのである。皆さんありがとう。
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