長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

52期最終日、皆さんに感謝

 今日で実質上52期が終了した。私たちの企業の年度は5月から始まるのでこの4月が最終月となる。今期を振り返ると、とても変化の多い年だった。
 5月から新防災事業部長を迎え、購買部を新設し、期中には本社防災事業部、富山営業所、七尾営業所のマネージャーが交代着任し、期末には新規事業部の立ち上げの準備のために責任者を招いた。
 変化をするという事はある意味でつらい事も少なくないが、実は成長の機会でもあるのだ。変化をする為には準備し、実行する必要がある。その都度、発生する様々な課題をクリアーする為に考える事が私たちを成長させてくれる。何も変化をしないという事は成長の機会すら得る事は出来ないのである。
 また、非常に厳しいビジネス環境の中で社員の皆さん一人ひとりが自らの責任を全うし頑張ってくれた。そして、周りを感じながら皆が当たり前に他部門の応援をするという姿勢が効率を向上させた。
 その結果が期末の業績賞与にもつながったのだと思う。こんな時期に業績賞与を支払う事が出来るのは経営者冥利に尽きる。
 今回、東北地方で発生した東関東大震災は私たちの様々な価値観を大きく変化させる事になった。それこそ、様々な企業が見えない所で自らの使命を全うしてくれていたお陰で、私たちの社会が整然と運営されていた事を認識した。
 トヨタ生産方式をはじめとした日本の製造業の仕組みは安心と安全の下で初めて機能する事を知ったのだ。この連休は十分に充電し、また元気に出社してくれる事を期待している。
 次の三ヵ年の夢に向かって一丸になり進もう。困難はあるが諦めなければ必ず夢は実現し、社会に貢献できると信じている。皆さんの一年間のがんばりに感謝申し上げたい。ありがとう。
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