長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

佐渡ロングライド210

 今日のスタートは午前5時45分だ。会場に5時には到着したいので、宿を4時40分に出発する事にした。
 天候は快晴、最高のバイク日和だ。ただ、気温が10度と低く、ウインドブレーカーを着込む事にした。走り始めるとすぐに暑くなるのだが身体が冷えないようにする為だ。
 210kmの部門は約1000台のエントリーがある。一度にスタートすると危険なので12台ずつ、5秒間隔でのスタートである。

 さあ、スタートだ。一気に飛び出して先行車を追いかける。スタートのときに順番の関係で仲間と離れてしまったからだ。一分もしない内に追いつく。
 佐渡の海岸線を走っていると何故か見たような風景が続いた。考えてみると能登半島にとても似ているのである。特に佐渡の大陸側は外浦の雰囲気に、新潟側は内浦の雰囲気に似ている。
 その海岸線を順調に走る。天気が良く本当に気持ちの良い日である。最初は登りの少ない海岸線を快調に進んだが暫くすると激しいアップダウンに体力が奪われていく。

 210kmの長丁場である。体力を温存しないと後半戦がキツイ。エイドステーションでは佐渡産のコシヒカリのおにぎりや果物が豊富に用意されていた。佐渡の人たちの温かさが伝わってくる。
 100kmを3時間40分ほどで走り、後半戦に突入する。段々足に効いてくるのが分る。小さな登りもゼイゼイ言いながら登らなくてはならない。最後の最後に今回のコース最大の斜度15%の坂が待っていた。心が折れそうになるのを我慢しながら歯を食いしばって登り切った。
 後は、ゴールまでペースを上げて走る。仲間とは途中離れてしまったが、ゴール手前で待っていてくれた。四人で横一列でゴールした。何ともいえない達成感と疲労感が心地良かった。
 総走行距離210km、走行時間7時間25分、平均速度約28km/hだった。
 今回誘ってくれた八木君には心から感謝したい。明日は早朝会である。さて、起きることが出来るだろうか。
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