長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

良い習慣は才能を超える

 この数年、教育関係者の方々に何度かお話をする機会を頂いた。その中で必ず出る質問が『企業が求めるのはどんな人材ですか』という言葉である。
 企業によってもそれぞれ違うのだろうが、私が必ずお話しするのは『良い生活習慣を持っている人です』と答えるようにしている。当然、最低限の学力や物事に挑戦し、あきらめずに成し遂げること等は社会人として最低限備わっていなければならないが、そのベースになるのは良い生活習慣その物だと思っている。
 早起きをする、挨拶をする、朝食を食べる、汚れていれば掃除をする、常に勉強する等、仕事とどの様な関係があるのだろうと思われるかもしれない。早起きをすることだけをとっても、早起きをすれば使う事が出来る時間がより多くなる。早く会社に出社している社員は総じて仕事が出来るものだ。静かな環境で様々な準備をする事が出来る。
 挨拶がしっかりできる社員はお客様の所へ伺ってもしっかりとそれが出来るものだ。
 朝食を取るためには朝食を取るための準備が必要だ。朝バタバタしているとそれもかなわない。
 常に勉強をする習慣は専門性を高め、人より一歩先んじる事が出来る。そういう人間は報告も求められる前に一歩先んじてする事が出来る。
 人には当然持って生まれた才能はあるが、その才能を超えるのは間違いなく『良い生活習慣』なのである。この習慣は幼い頃、両親や学校生活から頂くものだ。毎日の習慣は毎日繰り返し、身に付くまで続ける事が大切でなのである。
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