長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

会社の周りの草むしり

 初夏を迎える時期になると、木々は芽吹き緑は青々としてくる。自宅の光庭においてあるもみの木も新芽が芽吹き鮮やかな緑に色づいてきた。
 それに伴い会社の周辺の歩道にも雑草が生え始めた。ある本に『雑草』などと言うものは無く、全てに役割があると書かれていた。そう言えば青森県のりんご農家木村秋則さんの『奇跡のりんご』という本にもその様なことが書かれていた事を思い出す。
 自然農法が雑草などを除去せず、その中で立派な野菜が収穫されるのもそれを証明しているのだろう。
 ただ、会社の周辺に生えた雑草はどう見ても役に立っているとは言い難い。さらには周辺の美観すら損ねているともいえる。そう思っていると、月曜日の朝には会社の周りのそれはとてもきれいに刈り取られていた。土曜日に弊社の社員が総出で草刈をしてくれたのである。
 今期の会社方針のキーワードに『凡事徹底』がある。平凡を非凡に努力することを言う。確かに当たり前のことを当たり前にすることは当たり前なのだが、多くの組織が目標にする程なかなか達成できない事のひとつである。
 今回、社員の皆さんは言われなくとも会社の周りをきれいにしてくれた。これは誇れる成長だと思う。当たり前だと言われればそうかもしれない。しかし、会社の数字が良い事に匹敵する以上に嬉しい出来事だったことは間違いないのである。
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