長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

自分のやる事に疑問を持つ


 今日は朝から快晴である。昨日の反省会では少々飲みすぎた様で今日は目覚めが悪かった。しかし、目標を持って朝練をやると決めたのでベッドから起きて準備を始めた。
 昨日、いろいろな話の中から参考になる事があったので今日は気合を入れて試してみた。すると、タイムは今シーズン最高の58分43秒のタイムを記録した。
 今日は工場の朝礼に出席する日だ。何時ものように8時頃工場に到着し、中を見て回っているとグループリーダーが何やら整理をしていた。『何を整理しているの?』と尋ねると、段ボールに入った様々な種類のホールソウがそこにあった。ホールソウは鉄板に比較的大きな穴をあける時に使用される。
 何故か非常に多くの種類の直径のそれが無造作に段ボール箱に入っており、先ずは何の穴に使用されているのか、こんなに多くの種類が消防車の製造に使われているとは思えない。
 この様な作業は現場合わせに多く見られ、そこには作業標準が無く、あける穴の直径を指示しておかない事から様々な種類の直径のホールソウが増えたのだと推測された。
 こんな小さな所にも、自らのやる事に疑問を持たなければ改善する事は出来ない。今までやっていたからこれで良いというのでは成長しない。
 今年の指針のキーワードには『現状を否定し・・』とある。これはかなり強い意志を持ち、自ら能動的に取り組まなければ進まない作業だ。
 何事も気づきが人を成長させてくれる。何気ない会話にもヒントは沢山隠されている。様は小さな事にも興味を持ち、着地地点をイメージし、敏感に感じ取ることが成長の方程式となるのだ。
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