長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

金沢市消防操法大会

 金沢の午前5時の天候はうす曇だった。昨日からバイク(自転車)の早朝練習を再開した。5日のグランフォンド富山で落車して右半身と左指に負った怪我もようやく治りかけてきた。
 まだ完全ではないのだが、日頃から行なっている運動が二週間も出来ないのは精神衛生上よろしくない。ということで、まだ早いかな、と思いながらも我慢できずに出かけてしまったのである。
 今日は森本から山越えをして富山県の小矢部まで走り、小矢部から福光そして医王ダムを横目に二俣夕日寺を走る50km強の行程である。さすがに二週間もサボると心肺機能と筋力が低下しているのが直ぐにわかった。まあ、無理をせず、と思いながらも走れていた頃のイメージが抜けず少々頑張りすぎた感がある。

 家に帰り着いて早々にシャワーを浴び仕度をする。今日は消防訓練所で金沢市消防操法大会が開催され、応援に出掛ける為である。郡市の大会はこの時期に行なわれることが多い。
 この日の為に分団員の皆さんは仕事が終ってから夜遅くまで毎日訓練に励んでいる。当然、家族や周りの応援が無ければ出来ない事だ。いつもいつも本当に頭の下がる思いだ。

 全国的には消防団員の数は減少傾向にあり、金沢市もその例に漏れない。東日本大震災では多くの消防団員が殉職されたが、彼らの献身的な活動のお陰で命を救われた被災者も多くいると聞く。
 今、消防団の重要性がクローズアップされ、そのあり方が問われているが、その根っこにあるのは。自らのまちは自らの手で守るという使命感とその活動を通じて世の中の役に立ちたいという人間の本能のようなものだと思うのである。
 彼らの地道な活動のお陰で安心で安全な生活ができていることを私たちは忘れてはならない。
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